【2026年最新】行政書士法改正で何が変わる? 3つのポイント
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【2026年】行政書士法改正で何が変わる?

補助金申請・許認可取得がもっと安心・便利に。事業者が知るべき3つのポイント

はじめに:あなたの事業を支える行政書士が進化しました

「補助金を申請したいけど、書類が複雑で…」

「営業許可を取りたいけど、何から始めればいいか分からない」

「会社を設立したいけど、手続きが面倒そう…」

事業を営む上で、こんな悩みを抱えたことはありませんか。
そんな時に頼りになるのが行政書士です。

2026年1月1日、行政書士法が75年ぶりに大きく改正されました。
「法律の改正なんて自分には関係ない」と思われるかもしれませんが、補助金申請や許認可取得を考えている事業者にとって、メリットの大きい改正内容です。

本記事では、改正行政書士法がビジネスにもたらす恩恵を、できるだけ分かりやすく解説します。

目次

  1. 行政書士って何をしてくれる人?基本をおさらい
  2. 【改正ポイント1】デジタル化で手続きがスピードアップ
  3. 【改正ポイント2】ワンストップ対応で安心・便利に
  4. 【改正ポイント3】無資格業者排除で安全性向上
  5. こんな時に行政書士を活用しよう!シーン別活用法
  6. 良い行政書士の選び方──5つのチェックポイント
  7. 「自分でやる」vs「専門家に任せる」コスト比較
  8. まとめ:新しい時代の行政書士を賢く活用しよう

1. 行政書士って何をしてくれる人?基本をおさらい

行政書士は「街の身近な法律家」

行政書士は、官公署(国や自治体の役所)に提出する書類の作成や手続きを代行する国家資格者です。
弁護士、税理士、司法書士などと並ぶ「士業」の一つで、事業活動を法律面からサポートします。

具体的にはこんなことができます

  • 補助金・助成金の申請書類作成(事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金など)
  • 許認可申請(建設業許可、飲食店営業許可、宅建業免許、古物商許可など)
  • 会社関連手続き(会社設立、定款変更、株主総会議事録作成など)
  • 外国人雇用関連(在留資格申請、ビザ更新、永住許可申請など)
  • 自動車関連(車庫証明、自動車登録、名義変更など)
  • 相続・遺言(遺言書作成、相続手続き、遺産分割協議書作成など)

実は、事業活動のあらゆる場面で行政書士は役立ちます。

2. 【改正ポイント1】デジタル化で手続きがスピードアップ

士業法として初:デジタル対応が努力義務に

今回の改正で画期的なのが、士業法として初めて「デジタル社会への対応」が法律上の努力義務として明記された点です。

これにより行政書士は、オンライン申請やクラウドでの書類管理、電子署名などに積極的に対応することが求められます。

皆様にとってのメリット

1)時間の節約
対面・郵送中心から、オンライン打合せやチャット中心へ。移動時間が不要に。

2)進捗の見える化
クラウド共有で「今どこまで進んでいるか」が分かりやすくなります。

3)どこからでも手続き可能
遠方でもオンラインで依頼でき、地域格差が減ります。

4)コストの削減
ペーパーレス化で印刷・郵送コストを圧縮できます。

具体例:補助金申請がこう変わる

従来

  • 書類を郵送 → 確認 → 修正 → 再郵送(何往復も発生)
  • 進捗が見えず不安になりやすい

改正後のイメージ

  • クラウドで書類共有 → その場で修正 → オンライン申請
  • 進捗を一覧で確認できる

締切のある補助金ほど、この差が効いてきます。

3. 【改正ポイント2】ワンストップ対応で安心・便利に

「特定行政書士」の業務範囲が拡大

改正により、特定行政書士は「申請」から「不服申立て」まで一貫してサポートできる範囲が広がりました。

特定行政書士とは
行政機関の処分に対する不服申立て(行政不服申立て)を代理できる、上級資格を持つ行政書士です。

従来の問題点

「補助金が不採択になった」
「許可が下りなかった」

この場合、従来は別の専門家を探し、事情を一から説明し直す必要がありました。時間もコストもかかり、対応が後手になることもあります。

改正後のメリット

  • 情報の連続性:事情を把握した担当者がそのまま対応
  • 時間の節約:専門家探し・説明のやり直しが減る
  • コストの削減:窓口一本化で重複コストを抑えやすい
  • 精神的な安心:「最後まで見てもらえる」安心感がある

4. 【改正ポイント3】無資格業者排除で安全性向上

深刻化する無資格業者問題

「補助金申請、格安で代行します」
「許認可取得、コンサル料のみで対応」

こうした広告の中には、行政書士資格のない無資格業者が違法に書類作成業務を行っているケースがあります。

無資格業者に頼むリスク

  • 書類不備で不採択・不許可になりやすい
  • 個人情報・機密情報の漏洩リスク(守秘義務がない)
  • 責任を取ってもらえない(トラブル時に逃げられる)
  • 依頼側もリスクを負う可能性がある

改正でどう変わったか

  • 名目が「コンサル料」「事務手数料」でも、実質が書類作成なら違法になり得る点が明確化
  • 両罰規定の導入などで、組織ぐるみの違法業務にも対応しやすく
  • 罰則強化の方向性で、悪質業者が排除されやすくなる

5. こんな時に行政書士を活用しよう:シーン別

シーン1:補助金・助成金を申請したい

行政書士ができること

  • 申請書類作成、事業計画書の整理
  • 必要書類の収集・整理
  • 電子申請サポート
  • 面談・審査での論点整理

シーン2:営業許可を取りたい(許認可)

行政書士ができること

  • 要件確認と不足要件の補完整理
  • 申請書類の作成
  • 行政との事前相談・提出
  • 許可後の更新・変更届の支援

シーン3:会社を設立・組織変更したい

行政書士ができること

  • 定款作成、議事録作成
  • 将来の許認可と整合する目的設定の整理
  • 変更手続きの支援

シーン4:外国人を雇用したい(就労系在留資格)

行政書士ができること

  • 在留資格要件の確認
  • 職務内容・雇用条件の整合性整理
  • 立証資料の準備、入管対応

6. 良い行政書士の選び方:5つのチェックポイント

1)正式な資格保有者か
2)専門分野が合っているか
3)料金体系が明確か
4)説明が分かりやすいか
5)レスポンスが早いか

7. 「自分でやる」vs「専門家に任せる」コスト比較(考え方)

ポイントは「報酬の金額」だけではありません。

  • 時間コスト(調査・作成・修正の時間)
  • 機会費用(その間に本業が進まない損失)
  • 失敗リスク(不採択・不許可でやり直し)

これらを合算すると、「専門家に任せた方が結果的に安い」ケースは少なくありません。

8. まとめ:新しい時代の行政書士を賢く活用しよう

2026年の法改正で、行政書士サービスは次の方向に進みます。

  • デジタル化でスピードアップ
  • ワンストップ対応で安心
  • 無資格業者排除で安全性向上

補助金、許認可、会社設立、外国人雇用など、事業の重要局面で行政書士は「書類作成者」ではなく「ビジネスの推進役」になっていきます。

許認可に強い行政書士を探している方へ

建設業許可・産業廃棄物収集運搬許可・宅建業免許・賃貸住宅管理業登録・就労系在留資格など、事業に直結する手続きを中心にサポートしています。
関西二府四県で申請実績120件以上。実態に即した根拠づくりと、取得後の更新・変更まで見据えた運用設計を重視しています。

相談をご希望の方へ:許認可・補助金・在留資格は『最初の整理』が大切です

許認可や補助金、在留資格の手続きは、制度や要件が複雑で、進め方によっては
「準備不足のまま提出して差し戻し」「追加資料の対応で想定より時間がかかる」
といったことが起こりやすい分野です。

最初の段階で、
要件の確認 → 必要書類の整理 → 申請の段取り
を固めておくと、手続きがスムーズになります。